室内ジャングルジムに事故の危険は?子どもが怪我しない4つの対策

知育玩具

家の中でも運動ができる室内ジャングルジムを買う人が増えています。

コロナなどによるお家時間の増加や、暑い夏でも身体を動かせることが人気の要因です。

しかし、室内ジャングルジムの事故の危険はないのでしょうか?

室内ジャングルジムで実際に事故はあるの?

安全に遊ばせるために何を注意しよう…

どの商品が安全か分からない…

そんな人向けに、今回は室内ジャングルジムの安全性について解説していきます。

ノブ

塾講師歴9年/小・中・高の教員免許持ち
2児のパパとして、子育て奮闘中!
子どもたちの成長につながるような考える育児を実践中。
実際に子どもが使っているおすすめな玩具などを紹介しています。

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室内ジャングルジムで遊ぶときに注意するのは、子どもが落下することです。

遊んでいて落下しないというのは保証ができないので、落下時に大怪我しない対策をしましょう。

落ちても大きな怪我につながらないように周りに物を置かず、下に柔らかいプレイマットなどを敷くのがおすすめです。

子どもが小さいうちは高さが低いものを選んだり、ブランコがついていないものがいいでしょう。

子どもの成長に合わせて買い替えるのが難しい人には、レンタルもおすすめです。

過去に室内ジャングルジムの大きな事故も

室内ジャングルジムでの事故で多いのは、子どもの落下です。

特に、落下した先の家具に頭をぶつけたり、おもちゃの上に落下して怪我をするケースが多いです。

ただ、他にも金具などが飛び出していて切ってしまったり、服の紐がからまっての窒息なども考えられます。

過去には、室内すべり台での大きな事故も発生しています。

2010年に室内ブランコの金具が4歳児の右眼球に突き刺さる事故がありました。

高さ調節の金具バーが子どもの力でも簡単に抜ける状態だったことも事故の原因と考えられます。

該当の商品はすぐにリコールとなりましたが、購入の際にはこうした危険がないか考えておく必要はあります。

金具や突起が出ているものは危険性を知っておこう

室内遊びで危険を避けるための4つのポイント

室内ジャングルジムで怪我をしないためには事前の準備も大切です。

事故を避ける4つのポイント
  • 落下の衝撃を軽減するプレイマットの用意
  • 遊具の周囲には家具やおもちゃを置かない
  • 遊ぶときの服装はヒモやフリルは避ける
  • 危ない遊び方にはしっかり注意をする

落ちたり、転んだりといったアクシデントを避けるのは難しいです。

大切なのは、大きな怪我につながらないような対策をしっかりと取ることです。

特に落下したときに固いおもちゃや家具があると大怪我につながります。

室内ジャングルジムの周りは常に片付いた状態で、周囲に家具を置かないようにしましょう。

また、遊ぶときのルールも大切です。

危ないことにはしっかりと叱ってあげないと、怪我をしてから後悔することになります。

遊具の取扱説明書をよく読んで安全に気を付ける

室内ジャングルジムの多くは組立を自分で行うことになります。

その際に、しっかりと説明書を読んで安全に組み立てることが大切です。

組立はできたけど、金具が飛び出していたり突起があると子どもがひっかけて怪我をします。

遊んでいる最中に部品が外れたり、倒れたりすることがないように正しく組み立てましょう。

また、遊び方についても説明書で禁止している項目があるはずです。

ぶら下がったり、大きく揺らすと危ないなど商品によって様々ですが、必ず守るようにしましょう。

また、対象年齢を守ることも安全に遊ぶためには大切なことです。

長く遊べるようにと、子どもの年齢に合わない遊具を買うことも危険につながります。

取扱説明書をしっかりと読んで、内容を守ることが子どもの安全にもつながります。

取扱説明書をしっかりと読んで正しく遊ぼう

子どもは予想外の遊び方をするので注意しよう

本来、室内ジャングルジムの遊び方は登ったり下りたりすることです。

すべり台がいたり、ブランコがついていても遊び方はある程度想像できるでしょう。

しかし、子どもは大人が思うような遊び方をするとは限りません。

私の子どもを例にあげると、

ジャングルジムのすき間から外に身体を乗り出す

すべり台を逆走して、逆向きにすべる

ブランコに立ち乗りしようとする

どれも危険な遊び方ですぐに注意をしましたが、子どもの遊び方は予想外なものばかりです。

遊んでいる姿が見える位置に室内ジャングルジムを設置するようにしましょう。

室内ジャングルジムを安全性で選ぶなら

ここまでの内容で、おもちゃの安全性の重要性は理解できたかと思います。

では、安全なおもちゃを選ぶにはどうしたらいいでしょう。

最も分かりやすいのは「SGマーク」「STマーク」などの安全評価のマークです。

SGマークは製品安全協会が定めた基準をクリアした製品であることを証明するものです。

強度や安全性、衣服がひっかかるような部品がないかなどのチェック項目をクリアした製品です。

STマークは13歳以下の子どもが安全に遊ぶ基準を満たしたことを玩具業界で認めたマークです。

誤飲しないような形やサイズになっているか、可燃性ではないかなどの検査がされています。

商品を購入する前にこうしたマークがしっかりと記載されているかは必ず確認するようにしましょう。

安全に配慮すれば、室内ジャングルジムは子どもの成長にメリットも多くあります。

子どもの成長に室内ジャングルジムが与える良い影響については下記の記事も参考にしてみてください。

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