バランスストーンの年齢別遊び方!怪我しない対策も紹介

知育玩具

雨の日や親の都合で外で子どもを遊ばせられない日は多くあります。

そんなときに家の中で遊んで貰っても体力が有り余って夜になっても寝ないことに悩んでいる人も多いでしょう。

家の中で運動をさせようと思っても、大型の室内ジャングルジムなどを家に置くのは難しい。

そんな人にはバランスストーンがおすすめです。

この記事はこんな人におすすめ
  • 雨の日でも子どもに家で運動をして欲しい
  • 夜に体力が余ったときに簡単に遊ばせたい
  • バランスストーンに飽きないか心配な人
  • バランスストーンに危険性がないかを知りたい人

バランスストーンは、プラスチック製の軽量なものが多いです。

部屋の中に複数置いて飛び石の要領で、ストーンの上を渡って遊ぶおもちゃです。

シンプルな分、遊び方の幅が広く様々な子どもの能力を鍛えるのに向いています。

私も次女が3歳になる誕生日に購入をしました。

5歳前の長女との遊び方の違いもあり、家の中でも色々な遊び方をしてみました。

その体験を元に、バランスストーンを長く楽しめる遊び方や安全に遊ぶためのコツを紹介していきます。

バランスストーンを買おうか悩んでいる人は、自分の子どもに合う遊び方があるか

バランスストーンは2歳から遊べる

バランスストーンは商品にもよりますが、対象年齢は2歳~8歳くらいに設定されています。

我が家で購入したときには、3歳になりたての次女はバランスストーンの上を渡ることはできませんでした。

単純な遊びとして高いストーンに登ったり、低いストーンの上だけ歩いて喜んでいました。

逆に5歳前の長女は、コースを作ってあげると楽々と渡ってくれます。

ストーンの距離を離したり、低いところから高いところに移動する高低差をつけて難しさを楽しめました。

対象年齢が広い分、年齢によって遊び方を変えてあげる必要があります。

年齢に合った遊び方を

バランスストーンで遊ぶことのメリット

バランスストーンは小さなストーンの上を歩くことで様々な子どもの力を鍛えられます。

遊びの中で子どもの成長を促せれば、楽しみながら怪我のしにくい身体や勉強に役立つ思考力が身につきます。

こうしたメリットを意識した遊び方を子どもに提案できると、より成長を実感できることでしょう。

体幹が鍛えられて怪我しにくくなる

バランスストーンの上に立とうとするとバランスをとるために全身の力を使います。

特に身体の胴体でバランスをとるために体幹が強くなります。

体幹が弱いと将来的に姿勢が悪くなったり、転んだときに怪我をしやすくなります。

小さな頃から遊びの中で体幹を鍛えることは、特に転びやすい時期の怪我の予防にも最適です。

体幹を鍛えて怪我をしにくい身体になる

バランス感覚を鍛えてスポーツの基礎作り

バランスストーンから落ちないようにすることで、子どものバランス感覚が良くなります。

バランス感覚はほとんどのスポーツをやる上で重要な要素になります。

様々な体勢で力を込めるときにバランス感覚が必要になるからです。

今はスポーツを考えていなくても、将来的に子どもがスポーツをしたいと思ったときにバランス感覚があると助けになります。

学校の体育や中学からの部活動など、スポーツに関わる時期に向けて今からバランス感覚を鍛えておくのもいいでしょう。

将来的なスポーツ挑戦や部活の基礎になるバランス感覚を鍛えられる

足裏の感覚を鍛えて転びにくくなる

バランスストーンの上に立っていると、足裏でしっかりと地面を捉える感覚が鍛えられます。

近年、子どもが転びやすくなっているニュースなども見ますが、転びやすさと足裏の感覚には関係があります。

幼い頃から足裏の感覚を鍛えることで、転びにくくなることができます。

小学生頃までは転んで怪我をするリスクは常にあります。

だからこそ、幼い頃から転ばないための力を身につけることで怪我のリスクを下げることができます。

転びにくさを鍛えて普段の怪我のリスクを下げられる

足腰を使うので疲れてくれる

わたし達親の立場からすると、子どもが疲れてくれることは重要な要素です。

家で遊ぶおもちゃで疲れさせることを難しく感じている親御さんも多いのではないでしょうか。

バランスストーンは、高低差のあるストーンを渡ることで足腰の筋肉を多く使います。

更にバランスをとるために全身の筋肉も使うので、疲れが溜まりやすくなります。

このあとに紹介するゲーム形式の遊び方をすることで、長時間でも飽きずに遊んでくれるので雨の日などでも家の中で十分に運動できます。

家の中でも全身を使った運動が簡単にできる

雨でも家の中で運動になる

家の中で運動をさせないといけない場面として雨の日があります。

普段、公園などで体力を消耗して早く寝てくれる子が、外に行かないことで夜に眠れないことは育児あるあるです。

ただ、家の中での遊びは飽きやすかったり、十分な運動にならないことがあります。

バランスストーンであれば、ゲーム形式や競争をすることで飽きがきませんし、全身運動なので運動量も豊富です。

公園が好きな子が雨の日でも公園のような全力の遊びができるので、子どものストレス対策にも最適です。

雨の日でも子どもにストレスにならない

集中力や注意力が鍛えられる

バランスストーンは落ちないように集中することが求められます。

どのストーンを渡っていくか考えたり、落ちないようにバランスを取り続けないといけません。

集中力というと座って机に向かう印象を持つ人が多いかもしれません。

まだ机に向かう集中力がない子は、まずは運動しながら集中力を鍛えるのが有効です。

子どもも机に向かうより遊びなら取り組みやすいので、集中力のない子にもおすすめです。

落ちないように集中して身体を動かす習慣ができる

バランスストーンの遊び方を年齢で変えると怪我しにくい

バランスストーンはシンプルなおもちゃなため、遊び方の幅がとても広いです。

そのため、小さい子が無理に難しい遊び方をして怪我をしてしまう場合もあります。

ここでは、年齢による遊び方の違いを解説していきます。

実際に我が家の3歳児と4歳児の遊び方も紹介するので参考にしてみてください。

子どもが怪我をしないレベルに合わせて安全に遊ぶようにしましょう。

2~3歳は登る、歩く難易度が上がるのが楽しい

2~3歳はバランスストーンの上を渡ることは難しいです。

歩いたり走ったりはできても、バランスを取ったり高い場所に上るのは慣れていないからです。

基本的には、歩く動作にバランスストーンで変化をつけてあげるのがおすすめです。

バランスストーンを山に見立てて登ったり、川に落ちないようにストーンの上だけ歩くなど想像を膨らませましょう。

ごっこ遊びが楽しい時期なので、遊び方のヒントにしてください。

高いストーンを登ってジャンプで下りる

我が家の3歳児は、高いバランスストーンに上ることから始めました。

高い場所に立つこと自体、景色が変わって楽しいようで上に立つだけでニコニコ笑っていました。

山に見立ててごっこ遊びをしたり、ストーンを渡って人形を助けに行くような想像をしているようでした。

1人で登るのは、高さによっては難しいので手を持ってあげると挑戦しやすいです。

上に立った姿を写真で撮ったり、ポーズを決めてもらうと楽しさがもっと増します。

2~3歳はまだ足腰が弱く転びやすい時期なので、バランスストーンで足腰を鍛えるいいきっかけになります。

高いストーンに上って下りるだけでも足腰が強くなる

低いストーンだけ並べて上を歩く

低いストーンは2~3歳でも簡単に上に立てます。

その上を渡ると普段と違った歩幅や足下を意識した動きができるので、転びにくくなる効果が見込めます。

公園の遊具だと難易度が年齢に合っていないことも多い年齢なので、難易度調整ができるバランスストーンに適しています。

我が家の3歳児は落ちたら水になっている、マグマになっているなど設定を考えてやることが多いです。

できることが増えてきたら、ストーンを1つ高くしたり、距離を離して子どものチャレンジを応援しましょう。

低いストーンなら小さい子でも安全に楽しめる

4歳くらいの遊び方はコースを作ってアトラクション

我が家の4歳児はバランスストーンでコースを作ると軽々とこなしてくれました。

距離を離してみたり、高低差をつくて難易度を上げても難なくクリアできることに親が驚いたほどです。

すぐに飽きてしまうかと思いましたが、コースの変化が楽しいらしく「作って!」とよく頼んでくれます。

4歳くらいになると普通に並べるだけだと簡単なので、やる気を引き出す方法も紹介していきます。

買ったのに飽きてやらなくなることのないように参考にしてみてください。

ジグザグ配置や距離を遠くする

難易度を簡単に上げる方法として、ストーンの配置を工夫するといいでしょう。

わざと遠目の距離に置いてみたり、ジグザグに動くようにしてみると変化があって楽しんでくれます。

低いストーンと高いストーンを交互に置くのもアトラクション感が増すのでおすすめです。

ただ、ジグザグや遠い距離は落ちると怪我につながるので、低いストーンに限定した方が安心です。

距離を離したり、ジグザグに配置するだけで難易度が変えられる

声掛けで「難しさ」アピールして挑戦心を煽る

子どもは少し難しいことが好きな傾向があります。

コースを作ったときに「ちょっと難しいかも」「クリアできないコース作ったよ!」など声をかけてみましょう。

具体的にここが難しいよ、と教えてあげるとそこに集中するので、集中力の向上にもおすすめです。

クリアできたときには、すごいと褒めたり、わざと悔しがったりすると子どもも楽しみやすいでしょう。

難しさをアピールすると子どもの挑戦心が刺激できる

色ごとにポーズやアクションを設定する

慣れてきたら、決まった色の上でポーズをとったり片足立ちをするなどアクションを加えてみましょう。

ただコースを渡るだけよりも難易度も上がるし、子ども自身に考えてもらっても楽しいです。

バランスをとりながらアクションをすることは全身の力を使うことになるので身体能力向上にも役立ちます。

ただし、初めは低いストーン限定にして怪我のリスクを下げるように注意してください。

アクションを加えるとゲーム性が増して面白い

4歳以上の子が飽きないバランスストーンの遊び方

ただコースを作って渡るだけだと、慣れてくると飽きが出てきます。

バランスストーンは対象年齢は8歳くらいまで遊べるので、遊び方を工夫して長く使っていきましょう。

4歳以上になると競争やゲーム性があると長く遊んでくれます。

勝ったり負けたりする経験も子どもには大切な体験です。

バランスストーンに慣れてきたら、親や兄弟と一緒に遊ぶ方法を試してみてください。

色を指定してその色まで移動

バランスストーンを部屋に広めに置いて、決めた色まで競争をしましょう。

親が色を言ったら、その色まで急いで移動をしていくような流れになります。

色で指定をすれば同じ場所を目指してぶつかってしまうリスクも減るので、色の指定に絞るようにしましょう。

どういったコースを動いていくのか、どうすれば早く移動できるか頭を使うので思考力も高まります。

競走要素があることで早く動こうと意識するので、子どもも熱中しやすです。

ゴールを決めて競走することでスピードを意識して楽しめる

ストーンじゃんけん

バランスストーンを一列に並べて、2人が両側からスタートします。

途中で出会ったらじゃんけんをして、負けた人は初めからやり直しをして端まで行けた人が勝ちのルールです。

こちらも早く移動することが求められる上に、バランスをとったままじゃんけんもするので頭を使う部分が多いです。

シンプルなルールなので、小さな子でも理解がしやすいのも特徴です。

じゃんけんの運要素があると兄弟などでも楽しみやすい

ストーンの上だけ鬼ごっこ

ストーンを部屋に広げた状態で、ストーンの上だけで鬼ごっこをするのもおすすめです。

身体を使うのはもちろん、相手から逃げようとすると通るコースの選択のペースが速くなります。

相手に勝とうと考えることで自分1人よりもスピードの意識が上がるからです。

難易度はぐっと上がるので、バランスストーンにかなり慣れてからチャレンジしましょう。

特に子ども同士だと手加減ができずに押したり、引っ張ったり転落のリスクが大きいです。

鬼ごっこは難易度が高いので、危険を理解できる年齢から

ストーンで宝さがしゲーム

一風変わった遊び方ですが、ストーンの中は空洞なので物を隠すことができます。

家の中にバランスストーンを配置して、ひとつだけ宝物を隠して探すゲームになります。

普通の宝探しゲームよりもバランスストーンが目印になるので探すのが簡単です。

色をヒントにして、数字を書いた紙を順番に見つけていくゲームも数字の勉強にもなっておすすめです。

小さい子とも一緒に遊べるので、歳の離れた兄弟でも一緒に遊べるので試してみてください。

宝探しなら小さい子でも簡単に遊べる

バランスストーンを安全に遊ぶ方法

身体を動かすバランスストーンは当然、怪我のリスクも発生します。

主にバランスストーンからの落下が原因になることが多いです。

慣れないうちから無茶な遊び方をしたり、子どもの生育に合わない遊び方は避けましょう。

ここからは、更にバランスストーンで遊ぶときに安全面で気を付けることを紹介します。

遊びの中で大怪我を避けるためにも、事前にリスクをしっかりと理解して対策できるようにしましょう。

近くに物や家具がないように

家具の近くにバランスストーンを置いたり、下におもちゃが転がっていると落下時に大怪我につながります。

部屋の中央にバランスストーンを置くようにして、壁からも距離をとりましょう。

バランスストーンはそこまで高さがあるおもちゃではないので、落下だけで大怪我にはつながりにくいです。

周りの物がしっかりと管理できれば大怪我の心配はないでしょう。

特に、子どもが散らかしたおもちゃなどがある状態で遊ばないように片付け指導もしっかりと行うようにしてください。

バランスストーンは必ず片付けをしてから遊ぶなどルールを決める

広さに応じて使うバランスストーンの数を調整する

バランスストーンは6~12個ほど入っているものが多いです。

すべてを使おうとすると結構なスペースが必要です。

無理をして多くのストーンを使ってしまうとストーン同士の距離が近く、落下時ストーンにぶつかって怪我をします。

遊ぶスペースに合わせて出すストーンの数を絞ることで怪我の予防につながります。

バランスストーンの数は少なくても十分に遊べる

子どもだけでストーンを並べる時には見守る

子どもだけでバランスストーンを並べると危険なコースになることがあります。

遠くに置きすぎてジャンプして渡ったり、ギリギリを狙いすぎて落下するなど予期せぬ事故につながります。

子どもだけでコースを作るのは創造性の成長に役立つので止める必要はありません。

子どもが作るコースが完成したら親に一度チェックしてもらうルールにしましょう。

作ったコースを褒めると子どものやりたい気持ちも刺激できるのでおすすめです。

子どもだけで遊ぶと危険な遊び方をする可能性が高い

慣れないうちは親がサポートをする

バランスストーンを買ってすぐは、親が手をひいたりサポートをしましょう。

子どもは何ができて、何ができないか判断がつかないことがあります。

できると思って無茶をして怪我をしてしまうこともありえます。

子どもが自分で自信をもってできる、と思えるまでは親がサポートをしてあげましょう。

子どもができると思えるまでは手をひいてサポートをしましょう

安全性の高い商品を購入する

バランスストーンを選ぶときに滑り止めの配置には注意が必要です。

子どもが勢いよく乗るとストーンが動いてしまい怪我に繋がることがあるからです。

ストーンの角にだけ滑り止めがあるよりも、縁にすべて滑り止めがある方が安全性が高いです。

ストーンの形状も、可愛らしい動物の形の商品などもありますが、子どもが立ちやすい形状を選ぶことも大切です。

買ってからだと対策がとりにくいので、購入の前には上記の点は必ず確認するようにしましょう。

買う前に安全性の高い商品か、滑り止めは耐重量をチェックする

バランスストーンの商品の選び方

バランスストーンの商品ごとの差は以下のものが上げられます。

バランスストーンの商品ごとの違い
  • 耐えられる重さ
  • 滑り止めの配置
  • 重ねられることでの収納力
  • ストーンの形状と数

特にこの中でも滑り止めの配置と耐えられる重さには注意しましょう。

滑り止めは角だけに設置されているものよりも全面についているものの方が滑りにくいです。

また、親が一緒に遊ぶ場合は耐えられ重さが高めのものを選びましょう。

お父さんも一緒に遊ぶなら70kgくらいには耐えられる方が安心です。

私自身が購入した商品も参考に紹介しておきます。

  • 耐えられる重さ70kgで大人も一緒に遊べる
  • 滑り止めは全面配置、子どもが立つ上部にも滑らないようにデコボコあり
  • 重ねて収納できるので省スペース
  • ストーンの形状はシンプルな三角で立ちやすく、ストーンの数も11個と多い

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